北洋漁業や青函連絡船で栄えた時代に、
函館の一大繁華街、歓楽街として名を轟かせた「大門」。
その人出の凄さもさることながら、裾野も広く長かったようだ。
今の大門は、函館駅前から松風町への市電通りの両側、といったあたりだが、
当時は、南は函館市役所の手前あたりから北は若松広路まで
所狭しと飲み屋、商店がひしめき合っていたという。
星野さんの写真には、
平成8年に、若松広路の高砂通り角から、
JR北海道の函館支社のある方面を撮ったものがあるが、
若松広路の大門側の歩道沿いは
飲み屋の建物が途切れることなく並んでいる。
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