心残りを回収に

令和4年春の新刊『平成函館忘れない』


1つ心残りだったのは、「郷愁のベイエリア」と題した見開き。

ベイエリアの西波止場裏から、東浜桟橋・緑の島方面を撮った写真を

大きく掲載しているページである。

その写真には、今はなき旧大間行きフェリーターミナルのゲートや

ウイニングホテルに建て替えられる前の旧金森デパートのビル

右の奥にはゴライアスクレーンまでもが写っている。


平成13年、今から21年前の写真だけあって、

今とはまったく様子が違う。


それが分かりやすいように、

令和の今、同じアングルで撮った写真を載せたかったのだけれど

編集したのが冬だったため、

撮りにいっても、雪のおかげでうまく撮れないに決まっている。

ということで、既撮の写真からなるべく似たものを選んで掲載した。


「う〜ん、夏だったなら…」と悔やむことしきり。


そんなわけで今朝、早起きしたついでに西波止場裏に出向き、

できる限り同じアングルを探して撮り直してみた。

平成函館忘れない

短いようで長かった平成時代。その間の函館の出来事を振り返ります。新函館ライブラリの函館本とも連動しています