渡島大野駅から新函館北斗駅へ

函館市内から遠くて有名な北海道新幹線・新函館北斗駅。

周辺一帯には、見通しの良い広大な平野が続きます。


駅そのものの歴史は古く、明治35(1902)年に北海道鉄道本郷駅として誕生。

その後、北海道鉄道の国有化、路線再編などを経て

昭和17(1942)年に函館本線の渡島大野駅へと改称、

新幹線の開業まで、その駅名で親しまれてきました。


もう渡島大野駅時代の面影は跡形もありませんが、

蒸気機関車の時代は転車台

(機関車の向きを換える装置でターンテーブルとも呼ばれた)

も備えた立派な駅でした。


星野勲さんの写真で、移り変わりをご覧ください。


●昭和31(1956)年 『大野村から大野町へ』より


●昭和46(1971)年 『懐かしのふるさと大野』より


●昭和47(1972)年 『大野村から大野町へ』より


●昭和59(1984)年 『懐かしのふるさと大野』より

沢田研二さん主演映画のロケを見に集まる市民


○参考までに、新幹線開業当日

平成28(2016)年3月26日の新函館北斗駅

『好きな函館 好きだった函館』より

下は開業前年の平成27年7月、新駅見学会の際に駅舎2階から撮影

平成函館忘れない

短いようで長かった平成時代。その間の函館の出来事を振り返ります。新函館ライブラリの函館本とも連動しています